養老山 859m
■伝説の養老の滝から頂上
なじみがありすぎて、ついつい登らなかった山であるが、今回ぶらりと出かけた。登ってみると結構、急登の連続である。それもそのはず、登山口の標高が150m位で、標高差約700m位登ることになる。養老の山は舟底を逆さまにしたような山稜が、三重県の多度山まで延々と続いている。養老公園は、養老山、笙ガ岳への登山口となる。滝上の駐車場入口で登山届を記入、車止めのクサリをくぐって左の林道に入ると、コース案内の看板に出合う。下に道標があり、三方山へのコースへ左折する。直上すれば旧牧場から笙ガ岳へのコースだ。しばらく林道を進み、養老ノ滝上に出たら、さらに滝上の河原へ下る。ここが唯一の水場となる。丸木橋で流れを渡ると、山腹のジグザグの急登がはじまる。コナラ、ヤブツバキ、サカキ、リョウブ、シロモジなどの入り混ざった樹林帯を登る。手入れされた道で、ところどころ樹間から陽に輝く平野部が見え隠れする。山腹を登りきると、なだらかな幅広い尾根に出る。やがてスギ林の中、登山道は傾斜を増し、山腹を左に回りこむと分岐だ。左へ2分で三方山山頂に着くことができる。730メートル地点の開けた展望だ。恵那山、御嶽山、乗鞍岳を見わたすことができ、眼下には濃尾平野と木曽三川の流れが良く見える。元の道へ引返し左の道へ向かう。単調な緩い登りで笹原峠に着く。名の通りササの台地で、正面に丸い小倉山が見える。道標があり、右は旧牧場、ここは左、小倉山の道をたどる。階段の急な登りがあるが、距離は短い。背後が開けて明るくなると小倉山山頂に着く。アセビの灌木に周囲を囲まれた広場になっていて、机とベンチ、西にはあずまやもある。養老山系の最高峰、笙ガ岳が北西に、その上に伊吹山が顔を出す。西に牧田川をはさんで上石津の山が遠望できる。養老山へは南の緩やかな山稜を下る。5分で上石津からの林道と合流する。ここに「養老山まで0.2キロ」の道標がある。左の登山道に入ると、右折して灌木の中の細い道に入ると、わずかの登りで養老山山頂に出る。山頂は周囲のヒノキやアセビ、ササが育ちすぎたために眺望は得られない。1等三角点を確認できる。昼食は展望のよい小倉山でとることをおすすめしたい。
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