下呂御前山 1412m
■御岳が間じかに見える山
「野村山林」の管理小屋と、東屋があり、登山道入口の標識もある。登山道はスギ林の中につけられており、少し登ると林道に出る。これを横切って再びスギ林の尾根を登る。途中に5合目の標識があり、このあたりから尾根の左はスギとヒノキの植林帯、右はコナラなどの広葉樹と針葉樹のマツが混生している中を登る。6合目の標識が現れ、少し行くと、また林道が横切っており、付近には地元有志作成のりっぱな登山道の標識がある。植林帯に入るとすぐに、「お助け水」の案内がある。いったん尾根に出たあと、右のスギ、ヒノキの植林帯の急斜面のジグザグ道となる。道の手入れは行き届いている。小坂町との境の稜線に出る。ここは8合目の広く平坦なところで地蔵と山の神が祭ってあり、御嶽山の遥拝所跡とよばれている。今は小坂町側に木が茂ってしまい、展望は望めない。 ここからは、町境のまっすぐな広い稜線を北に向かって登る。樹林帯で何も見えないが、9合目へ出ると、一時的に視界が開け、西の山々が見える。ここから少し下り、また階段状の道を登ると、岩の上から眼下に飛騨川沿いの下呂の町並みがはじめて見える。ここで高岩大権現神社への道と山頂への道に分かれる。神社は見晴らしのよい岩の上にある小さな祠で、石でできた神像が安置されている。積み重なるような大きな岩が現れると、もうそこが下呂御前山山頂である。御嶽山の偉容にはもちろん圧倒されるが、乗鞍岳、穂高岳、白山なども見え、眼下には下呂の町が一望できる。下山は往路をたどる。
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