高峰山 945m
■静かな山旅ができる東濃の名峰
登山口は、ちんの峠の分岐点にあり、登山口の標識が設置されている。 ヒノ木林の中に踏みいると道筋は、はっきりとついている。3分ほど登るとお堂があって、右方へ50メートルのトラバースで竹林に突きあたる。左の尾根上に登り10分ほどで尾根上を歩くようになる。坂下町と中津川市との境界杭に沿ってどこまでもたどればよい。ヒノ木林と自然林を交互に通過し、小さなピークを三つ、四つと越してゆく。やがて右側に大岩が現れるとやがて山頂だ。山頂は広く、ヒノキが林立しており、眺望は残念ながらないが南側は、雑木が伐採されて中津川の町が見える。三角点の東側に大きなお堂があり、20基ほどの石像が安置されている。石像を眺めていると苗木山麓の歴史と人々の信仰の厚さをうかがい知ることができる。下山は往路を下山。
この高峰山には、かって高峰観音菩薩が祀られていた。高峰観音菩薩は「安永年間、苗木藩主遠山家の病弱な奥方がその守り本尊として高峰山の山頂に祀ったものであった」という。ところがこの観音菩薩は明治初めの廃仏毀釈により祠もろとも火をかけられてしまったという。辛うじて焼け残った菩薩は宗敦寺(そうそんじ)中津川市付知に残されていて、付知町の文化財として指定を受けているとのこと。現在の高峰山頂にの観音様は、廃仏毀釈の後の1873年(明治6年)、坂下町乙坂の早川丈卯右衛門が彫刻して祀った西国三十三観音の石仏であるとのことです。(坂下町を紹介・参考)
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