Sirakawamura
 

 岐阜県の西北部にある白川村は、富山と石川両県に接する東西十四`、南北三八キロの大きな村だ。昔から秘境白川郷として知られていたが、明治八年、荘川、白川の二村に分離独立した。しかし、
今でも白川郷と旧称でよばれることが多いようだ。
 白川郷といえば誰もが思い浮かべるのが合掌造りの集落。白川村の大きなかやぶきの切妻屋根は荘川村の寄棟式入母屋造りの変化したものである。
 何階建てにも見える合掌造りの家だが、不動産登記法上は平屋建てだという。一階の住居の上に屋根裏が三層から五層になっている。中二階を持つ格のある家も見かける。
 山に囲まれ、耕地面積の少ない白川村では分家ができず、複数家族がひとつ屋根の下に一緒に住むようになったこと、屋根裏が養蚕に適していることなどから、空間を有効に使う合掌造りが発達したといわれている。

 



[白川郷合掌造り・日本の風景]


白川村地図

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