徳沢〜涸沢
涸沢は山人のメッカ
徳沢 徳沢から横尾への道に入って行くと、梓川にかかる木の吊橋がある。この地をこよなく愛しながら、交通事故で一命を落とされた新村さんをしのんで造られた新村橋である。ここから奥又白池への道にも通ずる。
横尾 上高地、蝶ガ岳、槍沢、涸沢へと十字に分岐する横尾は、ハイカーやクライマーにとって好条件のベースだ。横尾山荘の前から屏風岩を見て槍沢の立派な橋を渡る。道はツガの樹林帯の中をなだらかに横尾谷へ入る。
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屏風岩
[7月25日撮影:晴れ] |
屏風岩 岸壁部約600メートルのほぼ全貌を眺められる。足元から見上げるようにそそりたち、なかなかの壮観である。
本谷橋 横尾の岩小屋を過ぎると、しばらくは樹杯帯、やがて横尾本谷と沢の分岐にかかる本谷橋に出る。本谷橋で涸沢へ入ると俄然道は急になり、ジグザグに歩いても息の切れることはなはだしい。しかしこんな道が涸沢のカールまでつづくわけではなく、再びゆるやかな登りとなる。
涸沢 今宵のねぐら。鋭い峰々を前に、午後の日を浴びながらスケッチをしている風情など、ちょっと日本離れのした感じがある。シーズン中は、咲き乱れる花の中に赤、黄、青、白と色とりどりのテントが張られ、清いせせらぎや残雪など明るい夏山の楽しさが結晶しているようだ。ゆっくりと涸沢の午後を満喫しよう。
■所要時間 徳沢〜涸沢 4時間30分
Burari Yamatabi (1) Hodaka
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