Burari Yamatabi
 
 剱岳 2998m
   
 

 
 
山行記
 
 
劔岳:立山連峰北方の雄、その鋭い岩峰と急峻な雪渓集 団は槍、穂高と並ぶ北アの双璧、アルピニスト憧れの聖地だが有名な八ツ峰を背景とする仙人池は剣周辺における最大のオアシス。深い谷間には高山植物の咲き乱れるお花畑もある。

登山日:02年8月12日
コースタイム
[第一日目]
室堂〜
一ノ越〜剣御前小屋(5時間)
[第二日目]
剣御前小屋〜剣御前岳〜前劔〜劔岳〜雷鳥荘(7時間30分)

山行日記
第一日(02/8/12)
一ノ越、雄山までは立山を参照してほしい。社務所の前から富山側へ出てガラガラ道を正面に剣を見ながら進む。いつしか立山連峰最高峰30150mの大汝山を通過してしまい、巨岩のそそり立つ富士ノ折立に出る。右手下には内蔵之助平がよく見え、里部湖ダムが真下に来る。内蔵助山荘もすぐ下に見える。ここからいっ気に2800mの鞍部まで下る。といっても稜線漫歩のようなすこぶる快適な道で、この鞍部か真砂岳のゆるやかなピークを越える。別山が目の前に大きい。真砂岳を越えた鞍都から少し登った所で道は二分し、右へ別山の道が分かれる。もちろん別山へ寄って行こう(天候の悪い時は、別山を割愛して左の道に入り別山乗越に下る)。分岐から別山へは五、六分の急登があるだけである。祠と池のある頂上てゆっくりとあたりを眺めよう。真下に剣沢が見え、剣とその尾恨、八ツ峰が堂々と空を画する姿は何ともいえない。去来するガスの中で上面にそびえる峰を剣岳と思っていたら、晴れ間にさらに高く数倍の大きさの峰が現われ、思わず息をのむことがある。 これが剣の本峰であり、前の見あやまった峰は一つ手前のピークで平蔵のコルを登った所が見えるのてある。また別山からは後立山の峰々もよく見えるが、剣の大きさに消されてかすんでしまう。頂上から小さな尾根を越し別山乗越に出て、今夜の宿剣御前小屋に入ろう。大日岳の夕焼けはことのほか美し。

第二日(02/8/13)
今日は剣岳へ登る日だ。なるべく早く小屋を出よう。剣岳は一本道で、剣沢小屋や剣山荘に泊まった人達も一服剣て同じ道に入ってくる。平蔵のクサリ場で混雑するので少しでも早く通過したい。天候がよければ身のまわりのものだけを持って行くことにしたい。右手.に剣沢を見ながらのんびりと行く。黒ユリのコルから一服剣への登りにかかると、富山湾が左手に見える。一服剣から竹造のコルに下り前剣に登る。ここは一服剣から見るとずいぶん下ってたいへんな登りがあるように見えるが、大したことはない。前剣は頂上真下で左に巻き道がある。山頂は下りのとき通過することにして巻き道を行き、ゆるい下りの後、クサリとワイヤーをたよりに向こう側の斜面に渡る。ちょっとスリルのある岩壁の道だ。こんな道の先に平蔵のコルがあり、平蔵谷が右下からつき上げてくる。見おわろせば目がくらみそうだ。コルのすぐ左上におっこちそうな姿て避難小屋がある。コルを過ぎると、一枚壁の難関が待っている。ワイヤーをたよりに直登するので、なれない人には恐ろしい所かも知れない。人が混んでいるとここで時間待ちをさせられる。ここを登るとカニの横パイ。これはワイヤーとクサリで岩壁をへつって行くのである。あとはザラザラの斜面をつめて剣岳の山頂に立つことになる。

 

HOME