ウォーキングレポート




akkoレポーター

 
峠の茶屋は実在
 1回の小休止を含め 1時間15分ほどで八風峠に着く。ほとんど登りばかりの道である。峠には 八風神社があったという。朽ちた鳥居が今も残っている。ここには本当に茶店もあったらしい。 帰路によったお菊池の主人公のお菊という若い娘が働いていた茶店は きっと茶だんごとおいしい番茶をだす店ではなかったか。鳥居の向かいには八風大明神と彫られたおおきな石碑が建っていた。峠からも左に釈迦が岳 右に竜ヶ岳がそのゆったりとした山容を横たわらせ印象的。この二つの山の間にあるのが めざす三池岳である。
 

山頂に立つと
 
八風峠から三池岳の山頂までは20分ほどで着く。三角点のある頂は狭いが 少し手前のガレ場は360度の眺望。眼下になだらかな傾斜の谷が見える。5月の連休のころまでにはこの潅木の丘は きっと高原のそよ風を運んでくれるに違いない。緑の絨毯に覆われて。そのころもう一度訪れよう。ゆっくりと昼食を取りながら 心のキャンバスに風景を刻み付けた。


行きはよいよい 帰りが
 
帰路はきた道を戻らず 伝説の池 お菊池を通るコースとしたがかなりの急坂で 登りにこのコースを取ると厳しいと思われる。滑り落ちないように慎重に歩く。40分も降りたところに池はあった。

静寂な林の中のお菊池
 伝説のお菊池は、思ったより小さな池。峠の茶屋に長者屋敷がありそこの家宝のお皿をまもっていたお菊に恋をした若者がお皿を隠してしまいお菊は悲しみのあまり池に身を投げたという伝説が残る。八風街道にきたからにはこの伝説のお菊さんに合掌せねばなるまい。


灌木の中に咲く 山つつじ と イワウチワ
 
お菊池をあとに またまたずんずんと下り坂。ところどころにピンクの花をつけた 山つつじが 灰色の潅木の中に鮮やかに咲き眼をたのしませてくれた。イワウチワが群生しうすいやわらかなはなびらがかわいらしい。

釈迦が岳と竜ヶ岳にはさまれ 見落とされそうな三池岳だが 歴史を秘めたこの山を 私の お気に入りに加えておこう。下に下りるとあいかわらず 射撃場からは連続してやかましい音が聞こえ しばしの懐古登山から 現実にひきもどされるのに時間はかからなかった。


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