南八ヶ岳縦走の山旅
   ■登山日: 03・7・29〜31
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メンバー:5人
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山行日程
  一日目:美濃戸山荘〜地蔵峠〜赤岳
  二日目:赤岳展望荘〜横岳〜硫黄岳〜赤岳鉱泉
  三日目:赤岳鉱泉〜美濃戸山荘
 
 

一日目
 地蔵尾根に道標があり。はじめは緩やかな樹林帯が続くが、しだいに傾斜が増してくる。道端にコイワカガミやゴゼンタチバナの花が疲れを忘れさせるだろう。オサバグサも森林限界まである。急登が終わると憩いの広場だ。枯木が1本置いてある。正面の岩場はクサリに導かれて左側を登る。大きなダケカンバやハイマツが現れて樹林帯の終りを告げると、鉄の階段がある。急だが、手摺りがあるので登りやすい。階段が終わると地蔵尾根核心部の岩場で、約30mのトラバースになる。岩はしっかりしており、太いクサリもついているので心配はない。ここをすぎると左側に地蔵が鎖座している。この尾根のいわれの地蔵で、幕末のころ、修行僧によって祀られたという。稜線直下の岩場を太いクサリに頼って登れば地蔵ノ頭だ。これから登る赤岳の偉容も間近だ。足元にはチシマギキョウも咲いている。5分も歩けば天望荘にたどり着く。展望荘山荘でひと休みして、身軽になって赤岳項上を目指す。石コロ道をジグザグに登り、クサリ場をすぎれば肩ノ峰に着く。再び石コロ道を登ると北峰に出る。頂上小屋の横を通り、南峰に登る。 一等三角点がある。眺望は八ガ岳の峰々はもちろ富士山、南・中・北アルプス、秩父連山と、いつまでも飽きない。

二日目
 今日は展望荘から横岳・硫黄岳・赤岳鉱泉に。昨日登ってきた地蔵ノ頭まで戻り、そのまま北進すると、左側にグリーンロープが張ってある。チシマギキョウやヤツガタケキスミレ、などの群生地だ。小さなハシゴを登って二十二夜峰を右に巻くと、すぐに再びハシゴが現れる。日ノ岳の一枚岩にはクサリが二筋ついているが、左側を登る。日ノ岳頂上の北斜面はツクモグサの群生地。鉾岳は諏訪側を巻く。クサリ場を登ると石尊峰との鞍部。杣添尾根を日前に、三叉峰のハシゴを登る。三叉峰をすぎると左に広大なお花畑が見える。奥ノ院の直下にも二ヶ所のハンゴがある。これを登れば横岳の頂上(奥ノ院)で、標柱が立っている。ここからの下りが最大の難所で、クサリ、ハシゴ、クサリと続く、いわゆるカニの横這いにさしかかる。さらにハシゴやクサリを越すと、広い尾根にやかな砂礫の道になると、左側はコマクサの群生で、斜面がピンク色に染まるほどだ。大ダルミの最低鞍部に硫黄岳山荘がある。山荘横に高山植物園がある。硫黄岳山荘からは大きなケルンに導かれて登ると、広い硫黄岳山頂に出る。山頂は礫地で、北面は爆裂火口になっている。高所恐怖症の人はのぞかないほうがよいだろう。赤岳鉱泉方面は南西側の下り。右にオーレン小屋ヘの分岐を分け、左に曲がればすぐに樹林帯に入る。明瞭な登山道をひたすら下るとジョウゴ沢に出る。川を渡ると赤岳鉱泉は近い。

三日目
 赤岳鉱泉より、北沢から下山だ。北沢は南沢より開けている場所が多いので、花を楽しむことができる。北沢沿いの道は、流れを何度も渡って右岸、左岸と歩く。右岸の方が花が多いので、注意しながら下ろう。大きな堰堤を越して右岸に出ると林道になる。大曲りをすぎると、まもなく南沢と合流し、美濃戸山荘はすぐ下だ。

ルートマップ

 
   
赤岳 展望荘より日ノ岳と横岳 遠望は北アルプス 聳え立つ赤岳 雲海に浮かぶ富士山
横岳 赤岳最高のロケーション 岩稜の尾根 横岳山頂 横岳の難所
横岳から硫黄岳

硫黄岳火口

横岳と富士 遠望・赤岳 南八ヶ岳の稜線

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